お気に入りの寝具に出会うことが大事
睡眠は私たちが健康的な生活を送る上で非常に重要なものです。
しかしながら、日常生活において時間が必要になった時に、まず始めに削るのが睡眠時間です。この傾向は若い世代に特に多いと言われていますが、自分の若い頃を振り返ってみても、飲み会、デート、そして仕事のためにかなり睡眠時間を削ってきたように思えます。
最近、睡眠負債という言葉をよく耳にするようになりました。我が国は睡眠負債大国とさえいわれています。この原因となる睡眠不足は、判断力や作業効率の低下など様々な弊害をもたらすことになります。寝不足の翌日に、けだるい、頭がまわらないといった経験はだれもがしているものだと思いますが、それが積み重なると免疫の低下によりかぜ等にかかりやすくなったり、それが積み重なると成人病など大きな病気を引き起こすこともあると言われています。
このような状態を回避するためにも十分な睡眠時間を確保することが大事であることは言うまでもありませんが、併せて眠りの質を高めることも大切です。特に年齢を重ねるにつれ、夜中にトイレで目が覚めたり、遅く寝ても朝早く目が覚めるなど眠りが浅くなります。
テレビ番組などでも「就寝１～２時間前に入浴すること」「ベッドの中でスマートフォンを見ないこと」など、眠りの質を高めるための注意点のコメントをよく耳にします。また、眠りの質を高めるためのサプリメントのコマーシャルをよく見かけるように、眠りの質に対する関心が高まっているように思えます。
このように生活パータンを見直したりサプリメントに頼ることも質の高い睡眠を得るための方法ではありますが、忘れてはいけないのが寝具です。特に、就寝中の私たちの体を支えるマットレスや敷布団の重要性は言うまでもありません。旅館等に宿泊した時に布団が合わずに良く眠れなかったという経験をされた方は多いと思います。そのことからもマットレスや敷布団の大切さが伺われると思います。
マットレスにしても布団にしても一度購入すれば長い期間使うものであり、購入する際の商品選びが重要になります。
特にマットレスは固い物から軟らかめのものまで種類が多く、商品によって寝心地も異なるため、実際に横になってみることが商品選びのポイントではないかと思います。硬さが選べて安いモットンは秀逸です
１日８時間、人生の３分の１をベッドの上で過ごすと考えると、自分に合った寝具を選ぶことは本当に大事なことではないでしょうか。質の高い睡眠に向け、まずはマットレス、敷布団など寝具探しから始めてみてはいかがでしょうか。
